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突発性心停止(SCA)とは?

心臓の仕組みとは


心臓は4つの部屋に分かれており、上側の2つを心房、下側の2つを心室と呼びます。健康な心臓は1分間に60~100回程度の規則的な拍動を繰り返しており、1日に5,300リットル以上の血液を送り出します。通常の心拍は右心房の1カ所から発生する電気信号により起こります。この電気信号により心房の筋肉が収縮し、血液が心室に送り出されます。電気的刺激は心室にも伝わり心室を収縮させ血液を全身へ送り出します。


Figure 1. 安静時心拍数



突発性心停止(SCA)はどのように起こるのでしょうか?


SCAは前触れなく発生し、迅速に治療を行わないと死に至ります。SCAは不整脈、先天性の欠陥による心筋の不規則なリズム、うっ血性心不全、冠動脈疾患及びその他の疾患によって引き起こされます。致命的な不整脈のひとつは心臓の電気信号が無秩序で不規則である心室細動です。心室細動の間、心臓は体に十分な血液をポンプで送る事が出来ないため、数秒で意識がなくなります。その結果、酸素と栄養分の不足により、心臓、脳とその他の器官がダメージを受けます。


Figure 2. 心室細動

心室細動はしばしば心室頻拍から移行して起こります。心室頻拍とは心室で発生しやすい異常で急速な心拍です。心室頻拍をコントロールするのには薬剤治療や手術が行われますが、これらの治療が有効なのは一部の人であり、実際にはSCAの危険性は増加する場合があります。ICDは心室頻拍と心室細動を治療する非常に有効な方法です。そして、大部分のSCAを防ぎます。


Figure 3. 心室頻拍

心静止(心室が全く収縮しない状態)はSCAのもうひとつの原因です。心室細動と同様に、脳と他の器官に血液が送られないため、すぐに死に至る事があります。心静止はペースメーカーで治療する事が出来ます。

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